「ありがとう」と言われたのに、なぜか胸がチクッと痛む。
「そんな、もらえませんよ…」って、思わず言ってしまう。
本当は、もっと受け取ればいいのに。
でもどこかで、「私なんかがもらっていいの?」とブレーキをかけてしまう。
お金を受け取ることに罪悪感があるのは、あなたが間違っているからではありません。
それは、無意識のうちに刷り込まれた「お金のブロック」が、あなたの心を守ろうとしているサインです。
この記事では、「お金をもらうのが怖い」と感じるあなたに向けて、
そのブロックの正体と、今日からできる“やさしい外し方”をお伝えします。
安心して、堂々とお金を受け取れる自分になる第一歩を、一緒に踏み出しましょう。
目次
なぜ“お金を受け取るのが怖い”と感じてしまうのか?

「お金をください」と言うのが怖い。
「この金額でお願いします」と伝えるのが苦しい。
たとえ相手が納得してくれていても、どこかで「申し訳ない」と思ってしまう 。
それは、あなたがずっと“人のために頑張ってきた人”だからこそ、
誰かから“受け取る”ことに慣れていないのかもしれません。
🔸 幼少期や環境の中で、いつのまにか根づいた思い込み
- 「お金は汗水たらして苦労して得るもの」
- 「お金の話をするのは卑しい」
- 「相手に気を遣わせるくらいなら、タダでいい」
そんな言葉や空気感を、あなたもどこかで受け取っていませんでしたか?
また、女性であることや家庭環境の影響で、
“与える側”ばかりを担ってきた人ほど、「受け取る=わがまま」だと感じやすい傾向にあります。
🔸 自分の価値=価格だと思い込んでしまう

「この値段で本当にいいのかな?」
「私にそんな価値あるかな……」
そう不安に思うとき、
多くの人が“価格=自分自身の価値”と無意識に結びつけてしまっています。
でも本当は、価格はサービスの価値であって、あなたの人間性とは無関係。
それを切り離して考える練習が、ブロック解除の第一歩です。
あなたが“受け取れない”のは、能力や優しさの問題ではありません。
ただ、これまでの人生で身につけてしまった思考のクセがあるだけ。
次の章では、そのブロックが実際にあなたの人生にどんな影響を与えているのか。
“気づかないうちに起きている不安の連鎖”を、一緒に見ていきましょう。
そのブロックがあなたに与える影響
「お金を受け取るのが苦手」
そう感じているとき、私たちはただ“遠慮しているだけ”に見えるかもしれません。
でも実はそのブロックは、あなたの行動・思考・感情すべてにじわじわと影響を与えているのです。
自分のサービスに価格をつけられない
- 「こんな内容でお金をいただいていいのかな…」
- 「相手に高いと思われたらどうしよう…」
そう思って、価格を設定できなかったり、
極端に安くしてしまったりしていませんか?
その結果、「無料で引き受けがち」「単価が上げられない」「時間ばかり取られて疲弊する」
というループに入ってしまう人はとても多いのです。
自分の努力が“当たり前”になってしまう
お金のブロックがあると、
どれだけ頑張っても「これくらいやって当然」と自分に言い聞かせてしまい、
報酬や感謝をきちんと“受け取ること”ができません。
結果、「誰にも認められていない」「私って報われない」と感じやすくなり、
自己否定感や無力感がどんどん強まっていきます。
本当は「自由になりたい」のに、不安で動けなくなる
お金のブロックは、現実的な選択肢にも制限をかけます。
たとえば「この講座に申し込めば前に進める」と分かっていても、
「こんな自分が出していい金額じゃない」と感じてしまう。
受け取れない人は、自分に“投資すること”も怖いのです。
だからこそ、このブロックを放置していると、
「頑張ってるのに稼げない」
「動きたいのに動けない」
そんな“見えない不自由”の中でもがくことになります。
でも、大丈夫。
次の章では、そんなブロックを少しずつゆるめていくための、
やさしくて、実践しやすい3つの方法をご紹介します。
お金のブロックを外す3つの方法

お金を受け取るのが怖い、申し訳ないと感じてしまう――
それは、いままでの経験や思い込みがつくり出した「心のクセ」のようなもの。
無理に壊さなくても大丈夫。少しずつ“ゆるめる”ことから始めましょう。
ここでは、今日からできる3つの具体的な「ブロックの外し方」をご紹介します。
🌱 方法①:「ありがとう」で循環を意識する
お金=奪うもの、減るもの
そんなイメージがあると、どうしても受け取ることに罪悪感が出てしまいます。
でも、お金は本来「感謝の循環」です。
お客様が「ありがとう」の気持ちをこめて渡してくれるお金は、
あなたの価値に対する“感謝の形”なのです。
お金をもらうときは、「私もありがとう」と受け取ってみてください。
「奪う」ではなく「つながる」感覚が、少しずつ育っていきます。
🌱 方法②:「価格=自分の価値」ではないと知る
「この金額でいいのかな…」と迷うとき、
それは“自分の価値を測っている”ようで苦しくなりますよね。
でも本当は、価格はサービスの対価。あなた自身の価値ではありません。
・あなたが未熟だからではない
・あなたが厚かましいわけでもない
お客様は、あなたの時間・知識・サポートにお金を払っているのです。
人間性を値踏みされているわけではないと知るだけで、心が少し軽くなります。
🌱 方法③:「少額」で“受け取る練習”をしてみる
ブロックを外すには、小さな成功体験が一番の薬です。
いきなり高額な商品の販売に挑む必要はありません。
たとえば:
- 300円のnoteを販売してみる
- Instagramで500円の相談会を企画してみる
- 自作のPDFや音声を500円で出してみる
「誰かが、お金を払って私の価値を受け取ってくれた」
この経験が、あなたの“受け取る許可”を一気に押し広げてくれます。
どの方法も、完璧にやる必要はありません。
まずは一歩だけ。「ありがとう」と言ってみるだけでもOK。
次の章では、このブロックが外れていくとどんな未来が見えてくるのか、
“お金=信頼・安心・自由”に変わっていく視点をお伝えします。
お金=豊かさへの“信頼”を取り戻す
お金を受け取ることに抵抗がある人の多くは、
過去の経験や環境から「お金に対する不信感」を無意識に抱えています。
たとえば、
- お金の話はタブーだった家庭
- 楽に稼いでいる人を「ズルい」と言われる環境
- 親がお金で苦労していた姿を見て育った など…
気づかぬうちに、「お金=怖いもの、不安を増やすもの」というイメージを持ってしまったのかもしれません。
🔸 でも本当は、お金は“あなたの味方”になってくれる存在です。
- 誰かに価値を届けた証
- 自分の世界を広げてくれるパスポート
- 安心を得たり、大切な人を守る手段
そう思えるようになると、
お金が「不安の象徴」から「安心と信頼の象徴」へと変わっていきます。
🔸 不安を感じるのは悪いことではない
「また不安になっちゃった…」
そう思って落ち込む必要はありません。
不安とは、あなたが“本気で生きたい”と願っている証。
そして、未来を変えたいと感じているからこそ湧いてくる感情です。
大切なのは、「不安=ダメ」と判断するのではなく、
「私、今ちょっと不安なんだな」とやさしく気づいてあげること。
あなたがお金に対して感じているモヤモヤや怖さは、
すべて、これから変えていけるものです。
次はいよいよまとめです。
お金を受け取ることへのブロックを外した先にある、“新しいあなた”の姿を一緒に描いていきましょう。
受け取るあなたが、誰かを救っている
「私なんかがもらっていいのかな…」
そんなふうに思ってきたあなたへ、最後に伝えたいことがあります。
あなたが誰かからお金を受け取るということは、
“ありがとう”の循環に、あなた自身が加わること。
それは、ただの金銭のやりとりではありません。
あなたが届けた価値が、誰かの役に立ち、
その喜びのしるしとして受け取ったお金が、あなたを支える。
その小さな循環が、自信を生み、
そして次の誰かに“希望”を届けていくのです。
受け取るあなたの姿を、見ている人がいる
あなたが「ありがとう」と言ってお金を受け取る姿は、
「私もやってみよう」と思っている誰かの勇気になります。
お金を受け取ることは、
ただ自分のためだけでなく、誰かの未来にも光を灯す行為なのです。
まずは、自分に許可を出してあげてください
- 「もらってもいい」
- 「ありがとうと言っていい」
- 「私の価値を信じてくれてありがとう」
そんなふうに、受け取ることにやさしい意味を与えてあげてください。
それができたとき、あなたはもう「お金に縛られた私」ではありません。
あなたには、ちゃんと受け取る力がある。
そして、その力が誰かを癒し、励まし、救っていくこともある。
最後に、そんな“新しい自分”と出会うための場所をご紹介させてください。
お金を受け取ることを、あなた自身に許せるようになるために
ここまで読んでくださったあなたは、
もうすでに「変わりたい」「このままじゃ終わりたくない」と感じている人だと思います。
でも、頭ではわかっていても、なかなか行動に移せない。
それは、ひとりで抱え込んでいるからかもしれません。
そんなあなたに、安心して“受け取る練習”ができる場所があります。
お金の不安を手放して、私らしく生きる【わたし職業化セミナー】

このセミナーでは
- 「お金を受け取ることにブロックがある」理由をやさしく見つめ
- 「まだ受け取れていない価値」に気づき
- “わたし”という存在を仕事にしていく一歩をサポートします
難しい言葉も、特別なスキルもいりません。
必要なのは、**「このままじゃなくていいんだ」**と小さく決める気持ちだけ。
お金に対する不安や罪悪感を、少しずつ手放して、
安心して「ありがとう」と受け取れる自分へ。
あなたの新しいスタートを、心から応援しています。