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定年後も“自分らしく働く”|老後資金を支える副業と再雇用のリアル

「退職したら自由の時間ができる」
そう思っていたはずなのに、いざ年金だけで生活が成り立たない現実に向き合うと、安心よりも不安が先に来てしまう。

実は今、日本では 65歳以降も働くことが当たり前の時代 に変わりつつあります。
総務省の調査では、65歳以上で働く人の数は約912万人(※2024年時点)。過去最高を更新し続けています。

しかし、その理由はお金のためだけではありません。
多くの人がこう話します。

「働く場所があると、毎日がしっかり前に進む気がする」
「収入以上に、人と関われるのが嬉しい」

老後の働き方は、“生活費を稼ぐため”ではなく、
「人生の役割」「社会とのつながり」「自分の存在意義」 を支えるものへ変わっているのです。

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■ 老後に働く3つの選択肢

― 自分に合った働き方を選ぶために ―

「老後も働く」と聞くと、
なんとなく“続けるしかない働き方”を想像しがちですが、
実際は 目的に合わせて選べる時代 になっています。

💡ポイントは、
👉 何のために働くのか?
👉 どれくらいの負担なら続けられるのか?
この2つです。

それをふまえて3つの選択肢を整理すると、次のようになります👇

◆① 再雇用 ― 収入の安定と安心感が欲しい人向け

再雇用は、今まで働いてきた会社でそのまま働き続けるスタイル。

  • 仕事内容が大きく変わらない
  • 職場の人間関係もそのまま
  • 給与は現役時代より下がるが 安定感は圧倒的

多くの人が再雇用を選ぶ理由は、こうです。

「新しい職場に馴染むのは正直しんどい。
でも仕事があることで生活リズムが整う。」

特に、
人間関係が良い職場・勤務継続に抵抗がない人に向いています。

安心・安定の代わりに、
やりがいや自由度は低め
「とりあえずあと数年働きたい」という人にピッタリです。

◆② パート・アルバイト ― 無理なく“働き方を選べる”

次に、もっと 自由度の高い働き方

  • 週2〜3日
  • 1日数時間
  • 自宅近くや徒歩圏

選び方次第で、生活負担を最小限にできます。

働く理由はお金だけじゃありません。
多くのシニアがこう言います👇

「誰かと話す機会があるだけで、心が元気になる」
「予定があるっていいことだなって思う」

つまり 収入+社会とのつながり が得られる働き方なんです。

・生活リズムを維持したい
・仲間や会話が欲しい
・無理なく働きたい

そんな人に向いています。


◆③ 副業・スモールビジネス ― “経験を価値に変える働き方”

最後は、
「お金」「やりがい」「自由」がすべて両立しやすい選択肢。

  • これまでの経験
  • 得意なこと
  • 好きなこと

を活かしながら働くため、継続しやすく、収入も伸びやすいのが特徴です。

例:

  • 文章添削・相談業・講座
  • ハンドメイド販売
  • 地域向けサポートサービス
  • 写真・イラスト制作

収入は0→1→5→10万円…と、
伸びやすい階段があります。

「仕事というより、人生の延長で人に喜ばれる」
「ありがとうと言われながら収入が増えていく」

そんな体験ができる働き方です。

■ 老後に働く3つの選択肢

働き方メリット向いている人
再雇用(今の会社で継続)新しい環境に慣れる必要なし。収入もブレない。「まだ働ける」「職場に人間関係がある」
パート・アルバイト無理なく働け、社会とのつながりが生まれる。「自由度高く働きたい」
副業・スモールビジネス収入の伸び代が大きく、趣味や経験を価値にできる。「やりがいも欲しい」「経験を活かしたい」

シニア世代に人気の副業10選|無理なく始められる働き方とは

「老後も働きたい」「もう少し収入の余裕がほしい」
そう感じた時、会社を辞めてからでも始められる働き方が今はたくさんあります。

昔の副業のイメージとは違い、
今の副業は経験や好きなこと、自分のペースで続けられるものが多く、
シニア世代との相性がとても良いのが特徴です。

ここでは、実際にシニア世代から人気の副業を10個まとめました。
「自分ならどれが向いているかな?」と考えながら読んでみてください。


① ライティング(記事作成・編集)

文章を書くのが得意な方や、過去の経験を文章化できる方に向いています。
テーマに沿って記事を書く仕事や、文章の読みやすさを整える編集などがあります。
パソコンがあれば在宅で始められ、働くペースも自分で決められます。


② データ入力・テープ起こし

決められたフォーマットに数字や文字を入力する仕事です。
コツコツ作業が好きな人に向いており、専門知識がなくても始めやすい分野です。
体力がいらず、家でできる点が人気です。


③ 講師・コンサル・アドバイザー

長年のキャリアや資格、経験そのものが価値になる働き方です。
例えば元営業、経理、看護、技術職など、過去の知識を必要とする人はたくさんいます。
オンラインで講師をする人も増えており、やりがいを感じやすい副業です。


④ ハンドメイド作品販売

手芸、木工、イラスト、アクセサリー作りなど、
趣味や手仕事をそのまま収入につなげられるジャンルです。
販売サイトやイベント出店で、スモールビジネスとして続ける人が増えています。


⑤ 写真・イラスト販売

写真やイラストをネット上の素材サイトに登録して販売する方法です。
アップロードしておけば繰り返し売れることもあり、
「資産型の働き方」に近いスタイルです。


⑥ ブログ・情報発信(広告収入・アフィリエイト)

自分の知識や好きなテーマでブログを書き、広告や紹介報酬で収入を得る方法です。
最初は収入が少なくても、記事が増えるほど収入が伸びやすい特徴があります。
文章を書くのが好きな人に向いています。


⑦ 配送・軽作業など体を動かす仕事

「ずっと座っているのは苦手」「外の空気を吸いながら働きたい」
そんな人に向いている働き方です。
週2〜3日・短時間から始められることが多く、健康維持にもつながりやすいという声もあります。


⑧ 子ども見守り・介護サポートなどの地域仕事

人と関わることが好きな方に人気の仕事です。
保育園・放課後見守り、シニア支援、地域のサポートスタッフなど、
社会的意義が高く「ありがとう」が直接届く仕事でもあります。


⑨ 事務代行・営業代行

経験を活かしながら働けるスタイルです。
企業の事務サポートや営業フォロー、電話応対など、
「会社経験がある人ほど活躍しやすい」仕事として人気があります。


⑩ 農作業サポート・季節バイト

地域によっては季節ごとに募集が増える仕事です。
時間や契約期間を選びやすいので、無理なく続けられます。
自然の中で体を動かしたい人に適した働き方です。

まとめ|副業は「稼ぐ手段」ではなく“第二の働き方”

副業と聞くと、
「大変そう」「難しそう」と思うかもしれません。

けれど、シニア世代にとっての副業は、
✔収入を増やすだけではなく、
✔社会とのつながり
✔生きがい
✔生活リズム
を守る役割も果たします。

そして何より、

「自分のペースで、好きなように働ける」

それが、今の時代の副業の魅力です。

無理なく、楽しめる方法から。
そこから新しい働き方が始まります。

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