「価格を上げたい。でも、今の自分にその価値があるのかな……」
そう思いながら、サービスの単価を据え置きにしていませんか?
あなたはすでに、起業という一歩を踏み出し、価値あるサービスを提供してきたはず。
でも、なぜか「もっと受け取っていい」という感覚が持てない。
「お金のブロック」が、自信や行動にブレーキをかけている。
実は、多くの起業家がこの“見えない壁”にぶつかっています。
そしてそれは、ビジネスのノウハウ不足ではなく、「マネーマインド」が整っていないことが原因かもしれません。
この記事では、お金に対する罪悪感を手放し、「豊かさを受け取る力」を育てながら、
単価を上げても選ばれる起業家になるための考え方と行動法をお伝えします。
不安を、あなたの武器に変える準備はできていますか?

目次
なぜ起業家には“マネーマインド”が必要なのか?
「商品に自信はあるし、お客様からの感謝の声もある。それなのに、なぜか価格を上げることが怖い。」
そんな違和感を抱えていませんか?
起業初期は「とにかく行動あるのみ!」で、無料モニターや格安の商品を武器に実績を積んできた人も多いはず。けれど、次のステージに進もうとしたとき、「スキルや経験は増えているのに、思うように収入が増えない」という壁にぶつかります。
このときに必要なのが、“マネーマインド”です。
マネーマインドとは、「お金を受け取ること」への考え方や感情のクセのこと。
ビジネスでいうなら、「あなたがどれだけの価値を提供していても、その対価を自信をもって受け取れるかどうか」が試される部分です。
実は、スキルや集客のテクニックだけでは、一定以上の売上には到達できません。
お金に対する「罪悪感」や「遠慮」が無意識に働くと、価格を上げることにブレーキがかかり、提案時に自信が揺らぎ、結果として契約率が下がるという“見えない悪循環”が起こります。
そしてこれは、努力不足ではありません。
ただ「マインド」が追いついていないだけなのです。
逆に言えば、マネーマインドが整えば、自分が提供する価値に見合った価格を自然に提示できるようになり、「高くてもこの人にお願いしたい」と言われる土台ができていきます。
だからこそ、単価アップや収入のステージを上げたい起業家にとって、
マネーマインドは“後回しにできないスキル”なのです。

起業家がハマりやすい「お金の3大ブロック」
「もう少し価格を上げたい。でも…」
「お金を受け取ることに、なぜか罪悪感がある」
「売り込みっぽくなるのが怖い」
これらはすべて、起業家が陥りやすい“マネーマインドのブロック”です。
特に次の3つのブロックは、単価アップや売上の安定を阻む大きな要因となります。
【ブロック①】自分の商品に「その価格の価値がある」と思いきれない
どれだけ感謝の声をもらっても、「でも、これに5万円もいただいていいのかな…」と心の中で引っかかる。そんな経験はありませんか?
これは自己評価の問題ではなく、“過去の自分”を基準にしてしまっていることが原因です。
無料や格安で提供していた時期の感覚が抜けきらず、価格を上げることに違和感を抱いてしまうのです。
【ブロック②】「売ること」に罪悪感がある
営業する=押し売り、と思っていませんか?
これは「相手に負担をかけてしまうのでは」という優しさの裏返しでもあります。
でも実際には、お金を払ってでも“その悩みを解決したい”と願う人にとって、あなたの商品やサービスは「希望」そのものです。
あなたが「売ること」に躊躇してしまえば、必要な人に届くはずの価値が、届かなくなってしまいます。
【ブロック③】高額商品を買った経験がなく、イメージできない
実はこれ、意外と多いブロックです。
高単価の商品を売るには、その価値を“体感として理解している”ことが重要です。
自分が一度も10万円の商品を買ったことがなければ、「この価格で誰かが買ってくれる」ことをリアルに想像するのは難しいもの。
まずは「自分自身が価値にお金を払う経験」を積むことが、ブロック解除の鍵になります。
ブロックは「気づけた時点」で、半分以上が溶けている
大切なのは、「こんなブロックがある自分はダメだ」と思わないこと。
これらは誰もが一度は通る“成長の通過点”です。
大切なのは、無意識だったブロックを“意識化”すること。そして、少しずつ視点を変えていくことです。
次の章では、ブロックを乗り越え「豊かさを受け取る人」がどんなマネーマインドを持っているのか、具体的にお伝えします。
豊かさを受け取れる人が持っているマネーマインドとは?

「なんであの人は、あの価格でも売れるんだろう?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、単価を上げても「ありがとう」と言われながら受け取っている人たちには、共通する“マネーマインド”の土台があります。技術やノウハウだけでなく、「どんな意識でビジネスをしているか」が、売上や満足度の差を生み出しているのです。
価格は「自信」ではなく「責任と信頼の表現」
価格を決めるとき、「この値段でいいのかな…」と自信のなさに揺れることがあります。でも、価格は“自分の価値”を証明するためのものではありません。
むしろ、価格は「相手にどれだけの変化を届ける覚悟があるか」、そして「お客様と信頼関係を築く上での誠実な設計」だと捉えることが大切です。
自信があるから高くするのではなく、「この価格で提供するからこそ、お客様に本気で向き合える」。そう思えるようになると、価格設定に迷いがなくなっていきます。
お金は“奪う”ものではなく“ありがとうの循環”
多くの人が無意識のうちに「お金をもらう=何かを奪っている」と思いがちです。
でも実際は、お金は「感謝の気持ちのかたち」であり、価値と価値の交換です。
あなたが誰かに心を込めてサービスを提供し、相手が「ありがとう」と言ってくれる。その気持ちが、お金というかたちで手元に戻ってくる。それが、豊かさの循環のはじまりです。
売るのではなく「届ける」という意識
売ることに抵抗がある方ほど、“届けたい想い”が強い人が多いです。
だからこそ、「売ろう」とするのではなく、「必要な人に届くように伝える」と考えることが大切です。
この意識の切り替えができると、不思議なことにプレッシャーがなくなり、自然体で話しているのに「ぜひお願いしたいです」と言われるようになっていきます。
豊かさは、“与える量”ではなく“受け取る器”で決まる
頑張って与えているのに報われない…そんなときこそ、「受け取る力」が育っているかを見直すタイミングです。
与えるばかりでは、ビジネスは続きません。
マネーマインドを整えることで、「堂々と、感謝とともに受け取る」ことができるようになります。
そしてそれは、誰にでも育てられる“力”です。
今すぐできるマインド育成の3ステップ
マネーマインドは、特別な才能がある人だけが持っているものではありません。
むしろ、日々の中で「意識」と「行動」を少しずつ変えることで、誰でも育てていくことができます。
ここでは、今日からできる“3つの実践”をご紹介します。単価アップに向けて自分の内側を整える、最初の一歩として取り入れてみてください。
ステップ①:「お金をもらうこと」に対する感情を言語化する
まずは、自分がお金を受け取るときにどんな感情が湧いているかを紙に書き出してみましょう。
「申し訳ない」「まだその価値はないかも」「高すぎると思われないかな」……
その“モヤモヤ”を明確にすることで、自分の中にあるブロックや思い込みが見えてきます。
見える化することで、感情に振り回されることが減り、「あ、これは思い込みだったかも」と客観的に捉えることができるようになります。
自分が“感謝してお金を払った体験”を振り返る
「この講座、10万円だったけど受けてよかった」
「この人にお願いして本当によかった」
そんな“買ってよかった体験”を思い出してみてください。
そして、「なぜ、そのとき納得してお金を払えたのか?」を言語化してみましょう。
自分が価値に納得してお金を払った経験があるからこそ、同じように自分の商品にも「この価格で大丈夫」と思えるようになります。
無料相談やフィードバックを“価値の見える化”に使う
今すぐ高額商品を売るのが怖い場合は、無料相談や低価格商品の提供から始めてOKです。
ただし、“提供しっぱなし”ではなく、フィードバックを必ずもらいましょう。
「どうして申し込もうと思ったのか?」
「どんな点がよかったのか?」
「いくらくらいなら払いたいと思ったか?」
このような声を集めることで、自分が当たり前に提供していた価値が“お客様目線でどれだけ喜ばれているか”を実感できます。これが、価格に対する自信の土台になります。
マインドは“思い込む”ものではなく、“確信を積み重ねて育てる”もの。
日々の中に、小さな育成のチャンスがたくさんあります。
マインドは“思い込む”ものではなく、“確信を積み重ねて育てる”もの。
日々の中に、小さな育成のチャンスがたくさんあります。
マインドは整えてからではなく“整えながら”育てる
「マインドが整ってから価格を上げよう」
「もっと自信がついてから、高単価に挑戦しよう」
そう思って立ち止まってしまう人は少なくありません。
でも実は、それではいつまでたっても次のステージに進めません。
なぜなら、自信やマインドは“整ってから行動する”のではなく、“行動しながら整っていく”ものだからです。
初めての単価アップは、誰でも怖いものです。 断られたらどうしよう、失敗したらどうしよう。
でもその不安は、「やらない限り」ずっと膨らみ続けます。
反対に、少しでも行動すると、「あれ? 意外と大丈夫かも」と思える瞬間が必ずあります。
行動して、フィードバックを受け取り、軌道修正しながら育てていく。
それが、マネーマインドの本質的な育て方です。
自転車に乗るとき、最初から転ばずにうまくいく人はいません。
マインドもそれと同じ。
完璧に整っていなくても、走り出してしまえば、自然とバランスが取れてくるものです。
次回は、そんな「まだ不安だけど、次の一歩を踏み出したい」というあなたへ向けて、“自己投資の不安”とその乗り越え方をお届けします。
▶ 次の記事はこちら:「自己投資が不安なあなたへ|リスクゼロで始める起業準備とは?」【準備中】
セミナー案内|価格を上げても“選ばれる”ビジネスの作り方
SNSなしで年商1500万円!「本命商品」のつくり方実践セミナー(オンライン)
「単価を上げたい。でも、お客様にどう思われるか不安……」
「がんばってるのに、なぜか1000万の壁を越えられない」
そんなあなたに向けて、SNSも起業ネタもなしの状態から、
起業1年半で1500万円を売り上げた“ビジネスのしくみ”ををここまで読んでくれた方限定でお伝えします。
このセミナーで学べること
- フロントエンドから本命商品につながらない理由
- お客様に選ばれる価格設定と提案の考え方
- 「集客・営業から解放される仕組みづくり」の全体像
- 自分の価値に納得し、自然と高単価を受け取れるマインド構築
▶ 詳細・日程・お申し込みはこちら
👉 https://www.reservestock.jp/page/event_series/MWM4MjA4NmNkM

まとめ|「もう、受け取っていい」準備はできている
あなたはこれまで、たくさんの価値を届けてきたはずです。
でもどこかで、「まだ受け取るには早い」と感じていませんでしたか?
この記事をここまで読んだということは、
あなたはすでに“次のステージに行く準備”ができているということ。
マネーマインドは、才能ではなく“育てる力”です。
「怖いけどやってみたい」と感じたその瞬間から、もう変化は始まっています。
自分の価値を信じて、堂々と受け取っていく。
その一歩を、今日から踏み出していきましょう。