「こんなに書いているのに、なんで収入が増えないんだろう…」
そう感じながら、クラウドソーシングで消耗していませんか?
文字単価1円未満の案件をこなしても、時間と体力だけが奪われる日々。
でも、安心してください。
あなたの書く力が足りないのではなく、“見せ方と出会い方”を変えるだけで、単価は劇的に上がります。
この記事では、クラウドソーシングから卒業し、高単価のクライアントと出会うための戦略として、【ダイレクトメール戦略】と【ビジネス交流会マーケティング】という2つの具体的な方法をお伝えします。
営業が苦手でも、初めてでも大丈夫。今のままを変えたい方へ、きっと届くはずです。
目次
なぜクラウドソーシングだけでは稼げないのか

クラウドソーシングでいくら頑張っても、なかなか単価が上がらない。
その理由は、あなたの実力や努力が足りないからではありません。
問題は“構造”にあります。
クラウドソーシングという仕組みのなかでは、多くのクライアントが「できるだけ安く、早く、大量に書いてほしい」というニーズを持っています。
つまり、ライターに求めているのは“クオリティ”よりも“効率”。
そしてその結果、案件は「誰が一番安く、早く書けるか」の価格競争になりやすいのです。
そこでは、あなたの強みやこだわりが埋もれてしまいます。
丁寧にリサーチして、時間をかけて書いても、それが正しく評価されることはほとんどありません。
さらに、「自分はこういう記事が得意です」と発信する場所もないため、比較されるのは“価格”ばかり。
どれだけ努力しても、上位表示されない限りチャンスはめぐってきません。
そして気づけば、「安くても受けてくれる人」として扱われることさえあるのです。
でも、それはあなたが悪いわけじゃありません。
ライターとしての価値が低いわけでもありません。
これは、最初から“そういう構造”になっているだけなんです。
だからこそ、必要なのは「この仕組みから一歩出る勇気」。
あなたの価値をきちんと伝えられる場所に移ることで、未来は大きく変わります。
高単価クライアントは、どこにいるのか?

実際に、私のクライアントであるAさんも、クラウドソーシングを卒業し、「外の世界」で出会い方を変えたひとりです。
彼女はもともと、文字単価1円以下の案件を複数抱え、毎日締め切りに追われながらも、月の収入は5〜6万円ほど。
「もっと収入を増やしたい。でも、どうしたらいいのかわからない」
そう悩んでいた彼女が行動を変えたのは、私のライター講座を受講してからでした。
彼女がまず取り組んだのは、「自分の得意ジャンルを整理し、企業に直接メールで提案する」ということ。
たった数通のメール営業から、最初の契約が決まりました。
そこから継続案件につながり、3ヶ月後には月収30万円を安定して達成するまでに。
もちろん、文章力も必要です。ですが、それ以上に大きかったのは、「正しい出会い方」を学んだこと。
クラウドソーシングという限られた世界から一歩外に出たことで、彼女のライター人生は大きく変わりました。
次の章では、Aさんも実践した「メール営業」の具体的なやり方について、詳しくお伝えします。
「営業は苦手」「私にできるかな…」と思っているあなたにも、できる方法です。
出会い方①:ダイレクトメール──“声をかける勇気”が、未来を変える
「営業」と聞くだけで、なんだかハードルが高く感じる方も多いのではないでしょうか?
特に、「メールで企業にアプローチするなんて無理!」と思ってしまう方は少なくありません。
でも、安心してください。
ダイレクトメールとは、“お願い”や“売り込み”ではなく、「あなたの悩みを解決できるかもしれません」という提案の一歩なんです。
■ なぜメール営業が効果的なのか?
高単価の案件を発注している企業は、必ずしもクラウドソーシングに出しているわけではありません。
むしろ、「本当に信頼できるライターが見つからなくて困っている」企業はたくさんあります。
だからこそ、丁寧なメール営業はとても歓迎されるのです。
実際に、私の受講生の多くがメール営業から継続案件を獲得し、安定収入に繋げています。
■ どこにメールを送ればいいの?
おすすめは以下のような相手です:
- 企業のオウンドメディア編集部(「会社名 オウンドメディア」で検索)
- ライター募集をしている企業(Wantedlyやnoteなども活用)
- 自分の得意ジャンルと親和性がある業界の企業
たとえば、育児ジャンルが得意な方なら、ベビー用品や子育て支援企業など。
金融系が書けるなら、保険や投資メディアが良いでしょう。

■ メールの基本構成(テンプレ付き)
- 【件名】ライターのご提案(◯◯が得意です)
- 【あいさつ】はじめまして、ライターの◯◯と申します。
- 【自己紹介】主に◯◯分野での執筆をしており、現在はクラウドソーシング等で活動しております。
- 【実績やスキル】過去に◯◯メディアで執筆した経験があります/SEO構成やリサーチも対応可能です。
- 【提案】貴社のメディアも拝見し、◯◯という企画のご提案ができるかと思いご連絡差し上げました。
- 【締め】ポートフォリオも添付しておりますので、もしご興味ありましたらお気軽にご連絡いただけますと幸いです。
ここで大切なのは、“丁寧さ”と“寄り添い”。
決して完璧な実績がなくても、誠実な姿勢は必ず伝わります。
※もっと詳しくはこちらの記事テンプレート参考になります
メールテンプレートを見る
■ダイレクトメールの心構え
- 無視されても気にしない(3通に1通返ってくれば御の字)
- テンプレに頼りすぎず、相手に合わせてカスタマイズする
- 最初の1通がいちばん怖い。でも、そこを越えれば可能性は広がる
クライアントもまた、“誠実に書いてくれる人”を探しています。
その1通のメールが、あなたの未来を変える第一歩になるかもしれません。
出会い方②:ビジネス交流会──「信頼」で選ばれるライターへ

「ビジネス交流会って、経営者ばかりで怖そう…」
「名刺交換だけして終わるんじゃないの?」
そんなふうに思ったことがあるかもしれません。
でも、実はライターこそ、ビジネス交流会に出ると強いのです。
なぜなら、文章が書ける人はリアルの場では少数派。
「名刺の代わりに、プロフィール記事を書きますよ」
「サービスの魅力を伝える記事、お手伝いできます」
そんなふうに声をかけられる存在は、とても重宝されるからです。
■ ライバルがいない場所で評価されるチャンス
クラウドソーシングではライバルが何十人といて、価格も競合します。
でも、リアルの交流会では、そもそもライター自体がほとんどいません。
つまり、“比較される前に選ばれる”可能性が高いんです。
しかも、対面で会話できるからこそ、
・安心感
・信頼感
・人柄
といった“目に見えない価値”が伝わりやすい。
「この人、なんか感じがいいな」
「ちゃんと聞いてくれる人だな」
その印象が、仕事の依頼につながることも珍しくありません。
■ どんな交流会に行けばいいの?
- 地域のビジネス朝活やランチ会(経営者・フリーランス系)
- 異業種交流会や勉強会(業界特化でもOK)
※参考にこちらの記事を参照
ニーズマッチの歩き方:交流会で成果が出る人、出ない人、行く前に知っておきたい交流会情報 - オンラインで開催されているZoom交流会(全国対象)
大切なのは、“売り込むため”ではなく“話を聞きに行く”姿勢で参加すること。
仕事の話ばかりせず、相手の活動や想いに興味を持つことで、自然な関係が築けます。
■ 会話で意識しておきたい3つのポイント
- 「何が得意か」を一言で伝えられるようにしておく
→ 例:「インタビュー記事が得意なWebライターです」 - 相手の話をじっくり聞き、「困りごと」があれば提案する
→ 「それ、文章で伝えるお手伝いできますよ」 - 名刺・ポートフォリオページ・SNSをセットで持っておく
→ 即依頼にはならなくても、後日連絡が来ることも
■ つながりは“信頼の貯金”。そこから依頼が生まれる
ビジネス交流会の醍醐味は、「いま仕事がもらえるか」ではなく、信頼を積み重ねた先にチャンスが生まれることです。
筆者のところにも、「〇〇さんから聞いて連絡しました」という紹介経由の依頼が毎月のようにあります。
それは、リアルの場で名刺交換し、少し会話しただけの方だったりします。
“この人なら安心”と思われること。
それが、クラウドソーシングでは得られない最大の武器になります。
「営業が苦手」「自信がない」人へ
「営業が苦手です」「自信がありません」
そう感じるのは、とても自然なことです。
多くのライターが、営業に対して「断られたらどうしよう」「迷惑だったらどうしよう」と、不安や恐れを感じています。
でも、よく考えてみてください。
営業とは“売り込む”ことではなく、ただの「お試しの挨拶」にすぎません。
「あなたの役に立てるかもしれません」
「お困りごとがあれば、お力になりますよ」
そんな風に“そっと手を差し伸べる”行為なんです。
もし提案が通らなかったとしても、それは「タイミングが合わなかった」だけ。
あなたの価値が下がるわけではありません。
むしろ、勇気を出して行動したその一歩は、未来のあなたに必ず返ってきます。
今すぐ完璧じゃなくていい。
ほんの少し、“声をかける勇気”を持ってみてください。
きっと、その先にあたたかい出会いが待っています。
もし、いま「自分にもできるかな…?」と少しでも感じたなら、
その気持ちが、変わるきっかけになるかもしれません。
クラウドソーシングを卒業し、高単価ライターへとステップアップしたい方へ。
やさしく、具体的に、一緒に進んでいけるセミナーをご用意しました。
▶ 詳細・お申込みはこちらから
👉 https://www.reservestock.jp/page/event_series/77699
あなたのご参加を、心よりお待ちしています。
